独身で生きていく時代
少子高齢化社会と未婚がこれから益々問題視されていくことになると思っています。
現代日本に仲人は必要とされていると感じています。
仲人がいなくなったから未婚率が上がってきたとも思うところがあります。
少し前の東洋経済の記事を引用させていただきます。
親や配偶者に「依存しすぎ」ていませんか?あなたは、20年後の未来を考えたことがありますか? 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、約20年後に当たる2035年には、生涯未婚率は男性30%、女性20%と推計されています。
引用元: 東洋経済2035年「人口の5割が独身」時代がやってくる
結婚したいと思っている人がほとんどです。
結婚したくないと思っている人は少数派です。
昔の人はいいました。一人より二人の方が豊かに暮らせると。
何人か集まった時に、みんなで老人ホームに行こうと言っていても、その中の何人かは結婚していきます。
オリンピックに出ろと言っているのではないのですから、全員が全員結婚できないわけではなく、何人かいれば誰かが結婚していきます。そして、40歳を過ぎてから結婚できる確率は思っている以上に低くなっています。
そして、現在の40歳と、10年後に40歳になる現在30歳とでは、未婚率が同じということはないようだ?と思いませんか?
少子高齢化社会に拍車がかかっていく今後、生涯未婚率は上がっていくと予想できます。
痛みを知る生身の仲人
近い将来、ロボット同士の婚活、ロボコンが行われる時代がくるのかもしれません。
あらゆる写真、プロフィールなどのデータを瞬時に処理するロボ仲人が現れるのかもしれません。
あらゆる宗派のお経を唱えるロボットの和尚さん、ロボ和尚が、お経を読む時代がくるのかもしれません。
将来あらわれてくるであろうロボット仲人にはデータを高速処理することでも、効率の良さでも成婚率でもメンタルでも勝てないかもしれません。痛みも感じないロボットには太刀打ちできないかもしれません。他人の婚活苦労を背負いエネルギーを失っていく生身の仲人では、エネルギーを注入すると無限に動けるロボットには太刀打ちできないかもしれません。
パソコンのようなものにAIが内蔵され電話が鳴るとAIが取り次ぐ、内蔵AIが運転する車、セキュリティーもセールスも店員も仲人もAIが担当するような時代・・・
生身の仲人にできて、ロボ仲人にはできないこと・・・
貴人はたとえ
不幸に見舞われようとも
行いはことのほか
高潔である
火は
いくら下に向けても
炎は
上に
燃え上がる
パンディタ
生身の仲人にできること
生身の仲人にできて、ロボ仲人にはできないこと
それは、人の痛みを感じることです。
痛みを知っていることです。
過去の痛みを思い起こすことは、データの中から探しだすこととは違います。
まだ、あります。
生身の仲人にできること・・・
それは、会員に幸せになってほしいと思う気持ちです。
魂に訴えかけること・・・会員の気持ちに魂にうったえかけることです。
膨大な情報を高速処理できるロボットに太刀打ちできることです。
笑顔がなくては、気持ちがこもっている笑顔でなければ・・・
作り笑顔では・・・作った、作られた形だけの笑顔では・・・
結婚できるかできないかは紙一重なところがあります。最後まで諦めてはいけません。
人は
痛みを知り
人を知る
最後は本人次第
いずれ、パソコンも車も大幅に変わるのではないかと思います。
電話もAIが取り次いでくれて、車もAIが運転してくれて、結婚のお世話もロボット仲人が・・・
ロボット仲人でも人間の仲人でも最後は会員次第、本人次第です。
最後は本人次第です。
仲人対会員ではなく、会員対会員です。
仲人が将来ロボットになるかどうかはわかりませんが、ロボット仲人が現れる未来がすぐそこまで来ているのかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第です。
あきらめる理由を探すんじゃなくて
あきらめない理由を探せ
三浦知良